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カメラワークの表現力を高めよう!プラスアルファの撮影テクニック!

 

 

 

被写体を強く表現したい時や、一風変わった写真を撮影したい時。コツさえつかめばいつもの撮影に足し算できるプラスアルファのテクニックをご紹介します。簡単にできるものばかりなので是非挑戦してみてください。

 

 

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【ピンボケを活用する】

 

 

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■前ボケ

 

 

 

通常の撮影では前にある被写体にピントを合わせ、背景をぼかすという方法が一般的です。しかし後ろにある被写体にピントを合わせて手前のものを意図的にぼかすことで、やわらかで印象的な写真を撮影することができます。

 

 

 

例えば花や葉っぱをぼかして奥の被写体を撮影すると、手前に美しい色味がプラスされ、センスの良い写真に仕上がります。ここで前ボケの方法をご紹介します。まずは撮影モードを「絞り優先モード(Av)」に設定してください。

 

 

 

F値を小さくして、主役の被写体にピントを合わせて撮影すると手前の景色をぼかすことができます。後ろにある被写体にしっかりピントを合わせ、ぼかすものには思い切って寄ってみることが大切です。

 

 

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■玉ボケ

 

 

 

イルミネーションを撮影した写真に電球一つ一つがぼんやり丸状にボケている写真を見たことはありませんか。この撮影方法が玉ボケです。高度なテクニックが必要そうに見えますが、ポイントを押さえれば意外にも簡単に実現できます。

 

 

 

太陽を反射した水面の光や、夕日に照らされた草、そしてネオンなど、キラキラと眩しい光は玉ボケで撮影することができます。撮影方法は、まず撮影モードを「絞り優先モード(Av)」に設定し、F値を最も低い数字に合わせてください。

 

 

 

レンズはできるだけ望遠のものを使用してください。そして最も手前に配置した被写体にしっかりとピントを合わせて撮影してください。

 

 

 

【流し撮り】

 

 

 

被写体の動きに合わせてカメラを移動させ、スローシャッターで撮影する方法です。動いている被写体だけにピントが合い、それ以外の背景は線状にブレるので、臨場感を持って被写体の動きを表現することができます。子供や乗り物の撮影などに適しています。

 

 

 

撮影方法をご紹介します。撮影モードは「シャッター優先モード(Tv)」に設定してください。シャッタースピードは被写体のスピードに合わせて設定する必要がありますが、まずは1/250から始めるといいでしょう。

 

 

 

次に半押しをして被写体が来ると予測される位置にピントを合わせておき(このことを「押しピン」と言います)、被写体が来たら全押ししてシャッターを切り、被写体の動きに合わせてカメラを動かすだけです。この時、カメラと一緒に体も動かしてしまうと全てブレてしまうので、カメラだけを動かすことがポイントです。

 

 

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【アングルを変える】

 

 

 

どの角度から撮影するかということに意識を向けること、アングルを変えるだけで写真の雰囲気がガラリと変わることに気がつくと思います。子供やペットを撮影する時に目線と同じ位置までカメラを下げるというのは有名なセオリーですよね。

 

 

 

目線と同じ位置から撮影するのが基本ですが、あえて被写体よりも高い位置や低い位置から撮影するとインパクトを出すことができます。

 

 

 

■ハイアングル

 

 

 

ハイアングルとは自分の目線よりも高い位置でカメラを構えて撮影した場合を指します。ハイアングルで人を撮影すると、被写体は頭が大きくなり短足に写ります。

 

 

 

この特徴を活かして、人の表情をメインに持ってきたい時はハイアングルから撮影するとメッセージ性の強い写真を撮影することができます。旅先の子供の写真でよく使われる技術ですね。

 

 

 

■ローアングル

 

 

 

ローアングルで撮影すると足長に写ります。人物をスタイリッシュに撮りたい時にはローアングルで撮影すると良いですね。「東京スカイツリーと一緒に撮りたい!」といったように背の高い背景と一緒に被写体を撮影したい場合にローアングルにすると全て同じ画面内に撮影することができます。

 

 

 

背の高い構造物を撮影したい時には、真下から見上げて撮影するというテクニックもあります。

 

 

 

【斜め撮り】

 

 

 

水平を保って撮影することが写真の基本ですが、あえて斜めに傾けて撮影すると動きが出てかわいらしい印象の写真を撮影することができます。人物や料理を撮影する時に適しています。

 

 

 

「斜め撮り」は傾きが足りなかったり、傾けすぎたりすると違和感が出てしまいます。安定感のある写真にするには「対角線構図」「放射線構図」など構図も意識してみましょう。

 

 

 

【逆光】

 

 

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撮影に逆光はご法度だと聞いたことはありませんか。しかしちょっとしたテクニックを使えば逆光さえも味方につけることができます!逆光は人物や小物の撮影に向いており、柔らかい雰囲気のある写真に仕上がります。

 

 

 

逆光で人物を撮影すると眩しくないので自然な表情を撮影できるというのもメリットです。撮影方法の重要なポイントは露出補正をプラスに設定する点です。

 

 

 

被写体が適正露出程度の明るさに写るように設定してください。これをしないと被写体が黒くつぶれてしまいます。具体的にはプラス1段かプラス2段ほど上げるといいでしょう。

 

 

 

【カメラワークの撮影テクニックのまとめ】

 

 

 

写真は構図や露出など様々なセオリーがあります。まずはセオリー通りに撮影することが大切ですが、もっと表現のある写真を撮影したい時やマンネリから脱したい時にはプラスアルファのテクニックを試してみては。表現力の高い写真撮影を楽しんでください!

 

 

 

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