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「一眼レフカメラ」初心者の方向け!特徴を理解してカメラレンズ選びを楽しもう!

 

 

 

一眼レフカメラを使う醍醐味の一つとして「レンズを自由に交換できる」という点があります。しかしレンズを探しに電気量販店に行っても長いものから短いものまで様々な種類が並んでいて、どれを選べば良いか迷ってしまいます。ここではビギナー向けにレンズの種類や特徴をご紹介します。

 

 

 

※設定や用語はCanon EOS 6Dを基本に記載しております。カメラのメーカーや機種によって異なる場合がありますので予めご了承ください。

 

 

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【レンズと焦点距離】

 

 

 

焦点距離とはピントを合わせた時のレンズからセンサーまでの距離を指します。レンズの表面にミリ表示で表記されている数字が焦点距離を表している数字です。

 

 

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1つの数字だけが書かれているか、○○mm-○○mmというように表示されています。レンズは大きく分けてズームができないレンズと、ズームができるレンズの2種類に分かれます。さらにズームの倍率によってレンズの種類が分類されています。

 

 

 

【単焦点レンズ】

 

 

 

単焦点レンズはズーム機能がついておらず、見えている距離そのままを撮影するレンズです。そのため被写体に近づきたい時や引きで撮りたい時には自分の足を使って前に行ったり後ろに行ったりする必要があります。

 

 

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「単焦点カメラはズームが出来ないので不便そう!」と思ってしまいがちですが、実は同じ価格帯のズームレンズよりも絞りやピントなど性能が良いものが多いです。写真教室などではまず単焦点レンズでレクチャーを始めることが多いという事実からも分かるように、意外にもビギナーにおすすめのレンズの一つです。

 

 

 

【ズームレンズ】

 

 

 

ズームレンズは手元の調整だけで被写体をアップにしたり引いたりできるレンズで、○○mm-○○mmと表記されています。例えば18mm-55mmと書かれていたら、18mmが最も広く撮影できる画角で、55mmが最も狭い画角(ズーム)という意味です。

 

 

 

焦点距離の数字が小さいレンズほど写せる範囲が広くなり、数字が大きいレンズほどズームができます。ビギナーにとって使いやすいズームレンズの選び方は、標準レンズの「50mm」がズーム範囲に入っているかどうかという点がポイントになります。

 

 

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またカメラ本体に比べてレンズが大きすぎるとバランスが悪くなり撮影し辛くなるので、ボデイに合ったサイズのレンズを選びましょう。

 

 

 

■望遠レンズ

 

 

 

焦点距離は中望遠が85-135mm、望遠が135mm-300mm、超望遠が300mm以上です。鳥の撮影など遠くから被写体を狙う時や、近くに寄ることができない時に使うと便利です。

 

 

 

しかし望遠レンズはブレやすいので三脚の使用は必須です。望遠レンズの特徴の一つに、背景のぼけ感が強く出るという点があります。被写体を目立たせたい時には有効です。

 

 

 

■標準レンズ

 

 

 

焦点距離は50mm前後です。人が見ている景色と最も近いのがこの標準レンズで撮影した写真です。基本の形に近いのでビギナーにとって使いやすいレンズと言えるでしょう。

 

 

 

■広角レンズ

 

 

 

焦点距離は24-35mmです。14mm-24mmになると超広角になります。広い範囲を1枚の写真におさめたい場合には広角レンズがぴったりです。風景をダイナミズムに撮影したい時や室内を広く見せたい時に適しています。

 

 

 

しかし性質上、手前の被写体が大きく写り、遠くの被写体が小さく写ってしまい、さらに左右にゆがみが生じます。また絞りを開けて背景をぼかそうとしてもあまりぼけ感が出ません。

 

 

 

■魚眼レンズ

 

 

 

焦点距離は24-35mmです。その名の通り魚の目を通して見たように丸く写ります。中心が大きくデフォルメされてゆがみが出ますが、その特徴を生かしてペットなどを可愛く撮影する時によく使われます。

 

 

 

【接写ができるレンズ】

 

 

 

ズームができるレンズのうち、被写体にどれくらい近づけるかを表す「最短撮影距離」が短いレンズのことを「マクロレンズ」と言います。つまり接写ができるレンズのことで、レンズには「macro」と書かれています。

 

 

 

花など近くに寄って撮影したい時や、美術館などで被写体の近くに寄れない時にはマクロレンズがあると便利です。接写をする時は手ぶれしやすいので、三脚を使って撮影するようにしましょう。

 

 

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【明るいレンズ】

 

 

 

レンズによって絞りの開放値が変わってきます。開放値が低いほど明るく撮影できるので「明るいレンズ」と言います。反対に開値が高いと「暗いレンズ」と言います。

 

 

 

明るいレンズは暗い場所の撮影に強く、シャッタースピードを速く設定できるので手ぶれを防ぐことができます。夜景や暗い場所でのスナップ撮影に適しています。ズームレンズに比べて単焦点レンズの方が明るいレンズになりやすく、高性能なレンズほど開放値が低くなります。

 

 

 

【一眼レフカメラのレンズ選びのまとめ】

 

 

 

レンズには望遠、標準、広角など様々な種類があることがわかりました。まずは基本のレンズを1本決めて慣れることから始めましょう。

 

 

 

「もっと背景をぼかした写真を撮影したい」「風景を広く撮りたい」など撮影したいシーンが増えてきた頃にレンズの種類を増やしていくと良いでしょう。

 

 

 

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