日本人だからこそ「酒粕」を使った美容法を！驚きの効能をご紹介！

日本酒を造る過程で残る「酒粕」は高い美容効果があると昔から注目を集めてきましたが、試した事が無いという方も多いと思います。酒粕を使った美容法はパックや化粧水と色々あり、材料を揃えれば自宅で手作りすることも可能です。

「日本酒の匂いがしそうで抵抗がある・・・」という理由だけで避けるのは勿体無い！日本人だからこそ、酒粕を使った美容法を取り入れてみましょう！驚きの効能や酒粕パックなどの作り方をお教えします。

【酒粕とは？種類はあるの？】

先ほども説明しましたが、酒粕とは日本酒を造る過程で残る白い塊の事を言います。日本酒は水やお米、米糀などを発酵させて作られますが、その際に圧をかけて搾る為、「酒粕」が出るんです。

お酒の造り方や使用する原料が少し違うだけでも、風味や口当たりが変わってくるので色々な日本酒を楽しめるのと同時に、色々な酒粕をお試しすることが可能。自分の好みや肌質・体質に合わせて選びましょう。

ちなみに酒粕は日本酒の搾りカスのようなイメージがありますが、含まれる栄養成分は日本酒以上と言われいます。健康や美容に良いと言われるのも納得がいきますね。

酒粕には薄い板状になった「板粕」、熟成させた「練り粕」、ボロボロと細かくなっている「バラ粕」などの種類があり、スイーツなどに使用する場合は細かく混ぜやすい「バラ粕」がオススメ。

酒粕の風味を活かしたいのであれば熟成させた「練り粕」、調理の幅を広げたいのなら「板粕」と上手に使い分けましょう。酒粕の購入できる場所は酒屋さん他、大手のスーパーや通販など意外と簡単に手に入ります。

価格はピンキリですが、安いものだと１ｋｇ５００円〜６００円で販売されています。酒屋さんや大手のスーパーより、通販の方が色々な酒粕を手軽にお取り寄せできるのでオススメ。

酒粕は美容成分の宝庫で、保湿や美白効果が高いと言われています。スキンケア用品にもよく使用されているのでパックや化粧水として活用してもまったく問題ありません。料理にも使える酒粕なら、外側と内側両方からのスキンケアができちゃいます。

酒粕には美肌成分の１つであるセラミドが含まれており、お肌の保湿を徹底サポートしてくれます。同じく美肌成分であるコラーゲンの働きを活性化させる作用もあるのでより効率よくお肌の保湿をすることが可能なんですね。

十分に潤ったお肌は皮膚の細胞も正常に働き、お肌のターンオーバーも整います。他にもプロリン（コラーゲンの主な成分）やリノール酸、アルブチンといった美肌成分が含まれています。また、シミを予防する効果もあるので美白を目指している方にも酒粕はオススメです。

まずは酒粕２０ｇと精製水１０ｃｃを用意します。これで約１回分の酒粕パックが作れます。気持ち多めに作っておくとパックしやすいですよ！次にフードプロセッサーなどを使って酒粕と精製水をすりつぶすように混ぜ合わせます。よく混ざったら、顔に塗っていきましょう。

全体的に均一になるよう丁寧に伸ばしていくのがポイント。塗り終わったらそのまま１０分ほどパックします。最後にシャワーで丁寧に洗い流したら完了。酒粕の匂いがしますが、パックの効果は絶大！早い人だと次の日にはお肌の変化を実感できます。

どうしても酒粕の匂いが嫌だという方はお好みの精油を数滴垂らしてもＯＫ。酒粕パックは保存がきくのでまとめて作っておくのも良いですよ。酒粕の種類はどれでもＯＫです。酒粕パックは週１回程度で定期的に行うのがオススメ。

酒粕の美容成分は顔だけでなく、腕や足など全身のお肌に効果的。なので酒粕を入れたお風呂に浸かればスベスベのお肌が手に入ります！市販の入浴剤に飽きたら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

用意するものは酒粕とガーゼ、そして輪ゴムです。酒粕の種類は決まっていませんが、すり潰す作業があるので元々細かいバラ粕が最適。まずは酒粕を３００ｇほどすり潰して、ガーゼに包み輪ゴムでキツく結びます。

そのままお湯を張った浴槽に入れて完了！湯船に浸かりながら、酒粕の入ったガーゼで優しくお肌を洗い、全身を軽くマッサージしてあげましょう。

酒粕パックや酒粕風呂の美容効果は口コミでも絶賛される程優秀なものですが、お酒の成分も入っているのでお肌に合わない場合があります。

特にお酒に弱くすぐに皮膚が赤くなってしまう方、非常にデリケートな肌質の方は注意が必要。逆にお肌が荒れてしまう場合があります。作った酒粕パックなどをちょっぴりお肌に塗って事前にパッチテストするようにしましょう。

いかがでしたでしょうか？安く購入できて、しかも美容効果の高い「酒粕」。美容法の幅も広く、長年愛用しているという方も少なくありません。機会があればぜひお試しくださいね。

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