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一眼レフカメラのポートレート撮影・スナップ撮影の基本・知識のまとめ!

 

 

 

ポートレートの歴史は、写真の歴史そのものといっても言い過ぎではないでしょう。それほどに人物の肖像は、カメラを手にした誰しもが欲する魅力的な被写体です。しかしながら、モデルの手配や時間の制約などを理由に、ハードルが高いと二の足を踏んでおられる方が多いようです。だから、風景や、花の撮影でいいんだ、という声をよく耳にします。なんてもったいない!

 

 

 

ポートレートを綺麗に撮ってあげると、家族や友達に喜ばれますよ!お父様は、家族サービスの点数が格段にあがりますよ!ご家庭や、職場での新たなコミュニケーションのきっかけができますよ!家族に嫌な顔されずに、大手を振って写真機材を購入できますよ!彼女との仲が深まることも間違いなし!

 

 

 

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家族や、自らの人生の歴史をそこに鮮明に残すことができるのです

 

 

 

 

少し、ポートレートのコツさえつかめば、ただの記念写真より数段レベルアップした、空気感や時がその写真に写り込みます。そしてそれは、数年の月日を経て、輝きをもってあなたの人生の歴史の記録となります。次のおすすめポイントは、ポートレートは風景や花などと違って、季節や場所を選ばないことです。

 

 

 

休日に家族を置いて、有名撮影スポットに足げく通う必要はありません。「また?せっかくの休日なのに、たまにはどこかに連れて行ってよ!!」と、非難されることもないのです。家族に合わせて、自分が行きたくない場所につき合わされても、ポートレート撮影の楽しみさえ知っていれば、どこだってパラダイスです。

 

 

 

 

 

 

 

ポートレートやスナップには自分で絵をつくりあげる楽しさがあります

 

 

 

 

風景や花は、その場の美しさを切り取る作業が主体です。撮りたいイメージの自然条件の時間帯にその場所に出かけ、イメージ通りの光を待ち、狙って切り取らないと良い写真は撮れません。

 

 

 

それに比べポートレートは、イメージの背景や光の場所を見つければ、そこにモデルを配して、必要とあればレフ板やストロボで光を足して絵を作り上げていくのです。ストロボ光などの人工光を駆使すれば、昼間に夜のような状況を作ることさえ可能です。どうですか?ポートレート撮影やスナップ撮影やってみたくなりましたか?

 

 

 

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ポートレート撮影・スナップ撮影の一番のハードルはモデル探し

 

 

 

 

撮影会などに行くのが手っ取り早いですが、大勢の上手そうなカメラマンの隙間から撮影しても、なんだかなぁ~って感じになりますよね。囲みは遠慮していたら負けです。厚かましいくらい前に出ないとダメです。モデルさんに「目線くださ~い!!」というようなアピールも必須です。そういうのは苦手ですという方は、家族や、身の回りの友人達にモデルになってもらう事が、モデル探しの第一歩ですね。その際に、一番気をつけなければいけないのは、身内に対する甘えと我儘です。

 

 

 

思い通りに撮れないからって、モデルのせいにしてイラついたりすると、二度とモデルはやってもらえません。特に小さな子供さんは、無理強いをするとカメラ嫌いになってしまいます。一緒に遊んでいるつもりで、褒めて、乗せて、はしゃぐことがコツです。最初は「別に撮れなくても楽しんでくれればいいや」くらいの気持ちで割り切りましょう。

 

 

 
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そうすれば、そのうちカメラを意識しなくなり、撮影は遊びの一種だと思ってくれたら、とてもいい表情をしてくれるようになります。家族、友人、恋人など、身近な大人を撮る場合、これはもう褒めちぎるに限ります。子供と違って、いうことは聞いてくれますが、最初はカメラを意識して表情もポーズもガチガチです。慣れてくるまではそれも当たり前と思って、ともかくシャッターを切りまくってください。

 

 

 

最初の100枚くらいは捨て撮りのつもりで撮りまくってください。そしてそのとき、黙ってシャッターを押すのではなく、普段のように世間話やジョークを交えた会話をしながら、その合間に「お!今の表情いいね!」とか「うん。その感じが自然でいい。」とか、「あ、目線少し伏せて。」とか、「カメラ見て。」とかの指示を間に挟みながら撮るようにしてください。モデルをやった事のある人はわかりますが、黙って撮られると、どうしていいのか、これでいいのか、悪いのかも分からなくて戸惑うのです。

 

 

 
そして、自分のイメージ通りの写真が撮れたら見せてあげてください。それでテンションがあがれば、その撮影は成功に向かいます。身内の評価は厳しいので、ダメ出しを喰らうかも知れませんが、その時も腹を立てず、腕をあげるための試練だと飲み込んで、指摘されたろころを直しながら進めていきましょう。きっとそのうちには気に入ってもらえる写真が撮れます。

 

 

 

ポートレート撮影・スナップ撮影のコツはモデルとのコミュニケーション

 

 

 

いかに相手を気分良く、楽しい気持ちにさせるかが、良い表情を引き出すコツです。撮影後に「楽しかった」と言ってもらえる撮影を心がけましょう。そうすれば、モデルになってくれる人は自然と増えてきます。モデルの用意ができました。じゃ、次は「具体的にどこでどう撮ればいいの?」ですよね。ここでは大人モデルの場合の基本的な撮影の流れを記してみます。

 

 

 

①まずは背景を探しましょう。

 

慣れないうちは、できるだけシンプルで明るい目の背景の方がまとめやすいです。邪魔なものが入らないかのチェックも忘れずに。

 

 

②そして光の具合を確認します。

 

明暗差が大きすぎるところは、コントラストが付きすぎて、暗部が黒くつぶれたり、明るい方が飛んでしまったりと難しくなるので避けた方が無難です。同じ理由で、晴れの日は直射日光が顔にきつい影を作るので、明るい日陰を選びます。その点では曇りの日の方が光をコントロールしやすいですね。室内ならば直射日光がはいらない窓辺が光が柔らかくて綺麗です。直射日光が入る場合はレースのカーテンで光を弱めるといい感じに光が回ります。必要とあれば、レフ板やストロボを用意します。

 

 

③カメラの画角や、露出などの設定を決めてセットします。

 

モデルさんを立たせてからレンズや露出などをセットしていたのでは、撮影にテンポが出ず、モデルさんをダレさせてしまいます。先にある程度済ませておいて、撮影では微調整するくらいにします。設定準備のスピードに自信のる方はその限りではありませんが、それでも前もってある程度やっておくに越したことはないと思います。

 

 

④おおまかなポーズを決め、撮影を始めます。

 

撮影場所を決めたら、モデルさんにスタンバイしてもらってポーズと立ち位置を決めます。慣れないモデルさんの場合、立ちポーズは直立不動になってしまうので、どこかにもたれてもらったり、椅子があれば座った方が、自然な感じに撮りやすいです。立ちポーズで撮る場合は、体を斜めにしてもらって、顔だけ正面を向いてもらうのが定番のポーズです。特に女性は体にひねりをいれると美しく見えます。手の動きを支持してあげてください。手が入る方が写真に臨場感が出ます。手にも表情があるからです。慣れないモデルさんの中には手をピンと伸ばしてしまう方がおられますが、その場合は中指をどこかにつけてもらって、あとの指を少しまげてくださいと言えば自然な手の形ができます。

 

 

 

 

 

 
あとは、いままでの章で培ったテクニックを駆使して、背景とのバランスや、構図、光の変化を考えながら撮影してください。縦横はもちろん、アップ、バストアップ、全身とバリエーションも考えながら撮りましょう。そしてその時々に、撮影した画像にピントがちゃんと合ってるか、ブレていないかを再生画像で拡大して確認することを忘れずに!

 

 

 

いいのが撮れたと思って、帰って確認したら全部ブレていたとかだと、まじヘコみますからね。どの分野の写真でもそうですが、まずは自分の中にイメージがあるかどうかが大事です。撮りたいイメージに近づけていくことが写真表現で、良い写真を撮る秘訣だと思います。

 

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