ひげまで活用できる！？「とうもろこし」の健康パワー！
夏の看板食材である「とうもろこし」はつぶつぶとした食感とほんのり甘い味が特徴的で、小さいお子さんからお年寄りの方まで幅広い世代に人気ですよね。そんな「とうもろこし」ですが、実際にどんな栄養成分や効果があるのか詳しく知らない方も多いと思います。にんじんやかぼちゃ、キャベツより栄養は少ないと思っている方もいるかもしれませんね。
実は疲労回復に夏バテ防止、美肌、美髪、ダイエット、むくみ解消、便秘解消と非常に多くの効果が期待でき、栄養成分もバランスよく含まれているんですよ！普段は捨ててしまう「ひげ」の部分までしっかり活用できちゃうんで無駄もありません。これを機会にとうもろこしの健康パワーを再確認してみましょう。
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【とうもろこしに含まれる成分まとめ】
とうもろこしの主成分は甘みの素でもある「炭水化物」。炭水化物は私達の体を元気に動かすために必要な栄養素ですが、取り過ぎると肥満の原因になってしまうので注意しましょう。主食にもなる野菜なので腹持ちも良く、大切なエネルギー源となります。
その他、マグネシウムやカリウムといったミネラル類に食物繊維、アスパラギン酸、グルタミン酸、アラニン、ビタミンＢ１やビタミンＢ２といったビタミン類が豊富ではありませんが、バランス良く含まれているんですよ！１本あたりのカロリーはおよそ１５０キロカロリーなので、オニギリ１個やパン１枚よりも低カロリー。ダイエットにも向いています。
【とうもろこしの効果とは？】
①お肌が若返る！内側から潤う肌に・・・
とうもろこしにはセラミドの素でもあるリノール酸、お肌の若返りに役立つ「ビタミンＥ」、そしてそれらの成分をサポートしてくれる「ミネラル類」が含まれています。豊富では無いので、他の美容野菜よりは効果が薄まってしまうかもしれませんが、少しずつ内側から潤う美肌を作ってくれます。
ミネラル類の貧血予防作用、そして血行促進作用も持つビタミンＥの影響で、お肌にしっかりと血液と栄養が行き渡り、お肌のトーンが明るくなります。くすみやシミの予防にもなるんですね。
②ブヨブヨの足にさようなら！むくみ改善効果
とうもろこしには体内に余計に溜まった水分をスムーズに排出する作用のある「カリウム」が含まれています。同じくカリウムが豊富に含まれる事でも知られるきゅうりよりもその含有量は多いと言われています。また、とうもろこしは体を冷やす食材では無いので安心して食べることができますよ！
むくみの原因は体内に余計に溜まった水分や体液バランスの乱れ、老廃物の滞りなど。つまり体の巡りが悪くなるとむくみが出来やすくなるんですね。そこでカリウムの出番！溜まった老廃物や水分をスムーズに体外に排出し、体液のバランスを整え、むくみをすっきりと解消してくれます。夏場はむくむという方も多いので、夏になると食べる機会の増えるとうもろこしは最適な食材と言えるでしょう。
③美容の大敵「疲労」もしっかり回復できる！
よく、睡眠不足や疲労は美容の大敵と言いますよね。美髪や美肌を維持するにはこまめなケアも大切ですが、疲労やストレスのない健康な体を維持するのも非常に大切な事なんです。特に夏場はエネルギーの消費が激しく、すぐに疲労が溜まってしまう事が多いのでとうもろこしを食べて疲労回復を図りましょう！
もちろん春や冬に食べてもしっかりと疲労回復できます。主成分である炭水化物や糖質はエネルギー源に、アスパラギン酸やアラニンには疲労回復や免疫力向上といった効果があります。疲れたなと思った時はぜひとうもろこしを食べてみましょう。
④ダイエット食材としても・・・
先ほども言いましたが、とうもろこしは１本食べても１５０キロカロリー程度ととっても低カロリーなんです！さらに立派なエネルギー源になりますし、葉物野菜よりも食べ応えがあります。茹でてすぐに食べられますし、お酒のおつまみにもなるのも嬉しいポイントですね。
体の巡りをサポートし、便秘解消やむくみ改善といった効果も期待できるのでリバウンドしにくい体作りをサポートしてくれます。ダイエット中の栄養不足の解消にも最適。
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【とうもろこしのひげ茶を飲んでみよう】
とうもろこしは実だけでなく、普段捨ててしまう「ひげ」の部分もお茶として摂取することができます。スーパーやコンビニなどで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか？ネーミングから一見、不味そうなイメージがありますがそんな事は無く、韓国や中国ではメジャーなお茶として人気があります。
とうもろこしのひげ茶の効果は先ほど説明した効果と似ており、むくみ改善・便秘改善・ダイエットサポート・健康な骨作りのサポートなどがあります。ホットで飲むと体が程よく温まり、リラックス効果も得られますよ。
ひげまで活用できる！？「とうもろこし」の健康パワーのまとめ
いかがでしたか？とうもろこしのひげ茶は自分で天日干しして手作りすることができますが、手っ取り早く飲みたいという方は市販のものでもＯＫ。ペットボトルやティーパックなどライフスタイルに合わせて使い分けてみてくださいね。
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