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一眼レフカメラのシャッタースピードでいろいろ遊んだり、ホワイトバランスで色を操ろう!

 

 

 

絞り優先モードに慣れたら、次はシャッタースピード優先モード(ダイヤルTv、S)も使ってみましょう。シャッタースピードをコントロールすると、どのようなことができるのでしょうか?

 

 

 

シャッタースピードとは、絞りが開いている時間のことだとお話ししました。正式には、絞りから入ってくる光を一定の時間でシャットアウトする機構の名称をシャッターといいます。

 

 

 

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シャッタースピードを設定する事で色んな写真になる

 

 

 

 

長い間シャッターを開いていると、その時間内に映り込んだものがブレて写ります。手振れは、カメラが動いたブレが写るために、画像全体がブレてしまいます。そこで、カメラをを三脚で固定すると、動いていないものはきっちりと写り、その時間内に動いているものだけがブレて写ります。

 

 

 

 

被写体ブレ

 

 

この被写体ブレを利用して動感を表現することができます。

 

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例写真は、10秒間シャッターを開いているために、水に浮かんだ枯れ葉が流れに乗って回っているのがブレでわかります。滝の水の流れも絹のように動感を表しています。

 

 

流し撮り

 

 

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(1/160秒)

 

流し撮りもシャッタースピード優先で撮ります。やり方は、被写体のスピードに合わせてカメラを振りながらシャッターを押します。コツをつかむまでなかなか難しいので、自動車などで練習をしてみてください。うまく速度が合うと、動いてる被写体が止まり、背景が流れます。もちろん早いシャッタースピードで動いてる被写体の動きを止める事もできます。

 

 

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(1/5000秒)

 

 

露光間ズーミング

 

 

裏技に露光間ズーミングという手法もあります。シャッターが開いている間にズームリングを回すのです。すると、被写体が迫ってくるような独特の表現ができます。

 

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表現方法は、アイデア次第で無限です。いろいろ試してみてください。

 

 

一眼レフカメラのホワイトバランスってなに?

 

 

 

「どうも色がくすんでしまう。」

「夕焼けの色が見た目ほど赤くならない」

「朝の雰囲気が出ない」

 

 

そんなときにはホワイトバランスをオートから変えてみましょう

 

 

 

 

ホワイトバランスはデジタルカメラになってできた機能で、光の色温度をデジタルで調整することをさします。オートホワイトバランスではカメラが判断するため、様々な条件によって狂いが生じます。

 

 

 

よって、純白の部分やニュートラルグレーの用紙で、現場の光のホワイトバランスを図り(メーカーごとに測り方が違うので、カメラの説明書をお読みください)、忠実な色再現を導き出すのが正確な方法です。しかし、これはスタジオでの商品撮影などで忠実な色が必要な場合の方法で、刻々と光が変化する野外では現実的とは言えません。

 

 
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人には、記憶色と呼ばれるイメージの色があるようで、朝の光は青みがかっているように感じ、夕焼けの色は実際よりも赤く感じています。このように必ずしも忠実な色再現だけでなく、ホワイトバランスを操ることで、イメージに近い色を表現することがデジタルの醍醐味でしょう。そのためには光の色温度を理解する必要があります。

 

 

 

 

太陽の光を基本の色温度としましょう(5500ケルビン)曇り空(6500K)日陰(7500K)青空(12000K)と色温度が上がるごとに青みが増します。逆に、白色蛍光灯(4200K)電球(3200K)夕日(2000K)ろうそく(1000K)と、色温度が下がるごとに赤みが増します。

 

 

 

 

カメラのホワイトバランスのそれぞれのマークは、その色味を打ち消す方に働きます。ゆえに、電球マークであれば、電球の赤みの光を太陽の光の色温度に近づけようとするために、青色の要素を足して赤色を打ち消します。

 

 

 

曇りの天気で紅葉が濁ったように見えるのは、曇天の青い色温度の光で紅葉が黒っぽくなっているからなので、曇りマークにして赤の要素で青みを消すと、鮮やかな赤色がでるのです。逆に、色温度の補正ではなく、強調をすることもできます。

 

 

 

 

夕焼けを強調したい場合は

 

 

 

晴れていても曇りマークや日陰マークにすると、青を打ち消す赤の要素が足されるために、実際よりも赤い夕陽になるのです。

 

 
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このようにホワイトバランスを駆使すると、色を自分のイメージ通りに操ることができます。朝のさわやかな雰囲気を出すために実際よりも青みがかって仕上げよう。

 

 

 

そのためには、ホワイトバランスを白色蛍光灯くらいにして青みを足そうなどという手法を覚えると、あなたの写真表現はより一層豊かなものになるでしょう。

 

 

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